百年しばた 百家争鳴 『「正しい問題を見つけたなら、解決したと同じ」G.M.ワインバーグ』
「百年しばた」は市政に市民が積極的に参加して行く為のしくみです。市民の声は様々な響きをもちます。
 時に争いも起こります。意見の違った市民が、互いに排除しあうのではなく共に生きて行く事を学びたいと思います。
「地方自治は民主主義の学校」なのです。私たちは互いに語り合う事で市民となるのです。
One Shibata
図書館物語
にぎわい創出
地産地消
議員の責任
企業・商店
市民ジャーナリスト 青木三枝子さんの通信です。まずは読んでみて下さい。実直で活動的な青木さんの人柄が分かります。
平成26年 11月 第31号 1.新庁舎建設は本当に民意ですか 2.行政依存症から脱却しましょう 3.いきいき館が今の場所になくなったら 4.新庁舎を考える会が予測していた事

平成26年 10月 第30号 1.新発田駅前公園が名称変更されます 2.自衛隊に住民基本台帳の情報が流れています 3.水道料金について 4.市民の皆様、本当にこれで良いですか

平成26年 9月 第29号 1.人口減少の危機感をあおる市長が目指すもの゙ 2.かみ合わなかった産後ケアの市長答弁 3.消費税10%の財源をあてにした政策着々と

平成26年 9月 第28号 1.゙責任転嫁する市長答弁を聞いて 2.第3セクターの決算報告を聞いて 3.新発田市財政は本当に大丈夫ですか 4.議員定数と議員報酬につい

平成26年 8月 第27号 1.露の玉垣を読んで 2.まちを歩き古い建物をみつけましょう。 3.古い建物を保存し次世代に繋げるまちづくり

平成26年 8月 第26号 1 箱物予算増大は何処まで許されるのですか 2 住民サービスの低下を招きませんか 3.近隣図書館を見学してきました 4.通信 25 号の訂正とお詫び 5.若者の将来が殺し殺される世でないことを

平成26年 7月 第25号 1 駅前複合施設ワークショップについて2 図書館専門委員会を傍聴して 3.防災対策はできているのでしょうか 4 浄化槽を貯水槽に利用し小さな防災対策を 5 駅前複合施設は民間棟持ち主の為の物ですか


平成26年6月 第24号 1 破れたまま飾られている坪川氏の写真2 6月議会を傍聴して思うこと 3.エフエムしばたの経営について

平成26年6月 第23号 1 対抗馬のいない市長選挙が近づいています2 記載されていなかったアンケートの目的は 3.ブラジル同様に格差社会が進行します 4.新発田駅前舗道での自転車走行の危険性 5.第1回管理運営面のワークショップについて 6.消費税8%や市民税増額について

平成26年5月 第22号 1 議会報告会に参加して2 月岡温泉開湯百年祭記念式典見学ツアーとは

平成26年5月 第21号 1本当にこのままでよいのでしょうか  2駅前での公共交通バス利用について 3坪川氏の思いを現在の場所で引き継ぐ為に 4税金の使い方についての疑問 5公平性に欠ける二階堂市政

平成26年4月 第20号 1 公共施設のあり方に関するアンケート調査 2 緊急告知 FM ラジオについて3 駅前複合施設管理運営面のワークショップ

平成26年4月 第19号 1見附市と長岡市の避難場所になっています  2人口減少対策への私からの提言 3車優先の道路整備が進んでいます 4コミュニティバスで良いでしょうか 5公平性に欠ける二階堂市政

平成26年3月 第18号 1 新図書館横に建設予定の民間棟の進捗状況 2市長の思いのままの街づくり 3東日本大震災後の復興のあり方に学ぶ

平成26年3月 第17号 1新庁舎建設を目前に、物言えぬ市民の憤り  2新庁舎周辺の交通量調査の結果について 3甘い予算に対する市長の見苦しい釈明

平成26年2月 第16号 1 当初予算が甘かったことを認めました 2振り回されている新発田市民 3必要時に機能する消雪パイプであって欲しい (あとがき)

平成26年2月 第15号 1 基本設計ワークショップが終了しました 2総務常任委員会が紛糾しました 3何故、新庁舎建設が延期になるのでしょうか


平成26年2月 第14号 1身の丈に合った図書館とは? 2不十分で安易な比較検討です 3これが行政(二階堂市長)のやり方です 4行政との関わりのなかで実感している事


平成26年1月 第13号 1議会で、もっと議論して下さい 2西新発田駅周辺の開発が進んでいます 3新発田市をLED電気で明るくしましょう


平成25年12月 第12号 1街づくりの為に、とことん議論しましょう 2中途半端な修理、改修工事で良いですか 3新庁舎建設費用が約70億円かかります 4責任を取るのは誰でしょうか>


平成25年12月 第11号 1.市長への手紙の返事を頂きました 2.街づくりのための私案 

平成25年11月 第10号 1.福祉予算は十分ですか 2.市民の意見に耳を傾けてください 3.図書館が新発田市の玄関口や顔になりますか 4.新庁舎建設計画は着々と進んでいます。


平成25年10月 第9号 1.施設維持管理費用が財政負担になりませんか 2.これで審査した事になるのですか 3.駅前地下道の危険性について 4.市政通信6号の訂正について

平成25年10月 第8号 1.他市と同様の手法で進められていますか2.市民への説明、市民との対話は十分ですか。3.複合施設基本設計審査会を傍聴しました

平成25年10月 第7号 1.新図書館を誇りとすることはできません。2.駐車場は足りますか・渋滞しませんか。3.塩尻エンパークを見学しました

平成25年9月 第6号 1.駅前複合施設計画が進んでいます。 2.駅前複合施設計画の土地取引についての疑問。 3.税金の無駄遣いについて。4.新庁舎に喫煙場所を設置することについて。

平成25年9月 第5号 1.駅前複合施設の駐車場は十分ではありません。 2.街全体が駐車場化します。 3.建設コストや維持管理費が増大します。4.駅前複合施設建設で街が活性化できるでしょうか。 5.心を癒すような図書館になるでしょうか。


平成25年9月 第4号 1.「市長への手紙」を出しました。 2.9月議会が始まりました。

平成25年8月 第3号 1.街頭で市政通信を配りました。 2.パブリックコメントの情報公開請求をしました。 3.8月25日のワークショップに参加しました。

平成25年8月 第2号 1.新図書館の問題点について 2.市民不在のまま図書館建設計画が進んでいます。 3.市会議員の皆様の力をお借りしました。

平成25年7月 第1号 1.6月16日の中心市街地活性化セミナーについての広報の記事について 2.7月16日の地域交流センター駐車場使用ができなくなるという広報の記事について 3.図書館を駅前複合施設の中に建設することについて

青木三枝子さんは一主婦という立場から市政に疑問を持ち批判的に捉えています。

駅前で配ったり、商店や企業に飛び込んで心をつなごうと毎日活動しています。

僕が「百年しばた」を始めようと思ったのも、青木さんとの出会いからでした。

信頼出来る市民ジャーナリストの活動は必要です。
「100年しばた」は、市民ジャーナリストの活動を紹介するメディアです。
市民ジャーナリスト 報告 8月5日総務常任委員会 傍聴の記録 2013/8/14
8月5日に市役所で総務常任委員会が開催されました。
傍聴の記録  資料[1:パブコメ][2:スケジュール][3:ワークショップ]
信頼出来る市民ジャーナリストの活動は必要です。
「100年しばた」は、市民ジャーナリストの活動を紹介するメディアです。
【建ったっていいじゃないか、それは僕らの愚かさのモニュメント(記念碑)になるんだ】「100年しばた」をはじめた訳 2013/8/6
2013/7/15 駅前に総合施設が建つと聞いた。
「しょうがないな」と思った。
色々な人に話しを聞いたが、みな、もう決まっている。
反対運動などしても駄目に決まっている。
そんな言葉ばかり返ってくる。

丁度7月の頃、図書館を寄贈した坪川洹平翁の展示を行っていた。
図書館が誰かに寄贈されたという事は知っていたがそんなに詳しくは知らなかった。

これほど素晴らしい物を、政治(市長の二期目の選挙対策)の理由で使われる事に涙が出て来た。

昨年「新潟原発県民投票」に関わり、多くの人と出会い、市民運動に付いても随分考えた。
宮台真司さんが、たとえ投票が行われても、自律した市民がいなければ意味が無い。
住民運動は、「市民が、政治を自分たちのものとして考える様になるためのプロセスなのだ」と行っていた事を思い出した。

政治の責任は「市民」にある。
市民の無関心さが今の政治の状況を生んでいる。
使われない建物が建ったって良いじゃないかと気がついた。
それは市民のかさのモニュメントになる。
そのモニュメントが次の選挙での結果に繋がれば良い。
少し高い代償だがしょうがない。

「100年しばた」という名前もその時に思いついた。
100年先がどうなっているかは分からないが、素晴らしい人たちがいたと思い起こされる様になりたい。
きっと、愚かさのモニュメントは跡形もなくなっているだろう。

政治は時の状況で変わる。施策も現実の中で変わって行く。

使われない建物が建った所で運動が終わらなければ良いのだ。
「自律した市民」が増える事に繋がれば次の「使われない建物」は建たないのだから。

自律した市民が増えれば、次の選挙の結果に必ず反映する。

僕の役目は、反対する事ではなく、市民団体(自律する市民を育む繭)を応援する事だと気がついた。

市民運動は分裂して行く。

市は既に計画が確定したとして、ワークショップを開催する。ワークショップに参加するグループは参加しないで反対を続けるグループといがみ合うだろう。
市に訴えかける方針を巡ってグループ同士でいがみ合うだろう。
よく考えて欲しい、誰が得をするのか?

ワークショップ自身、行政のアリバイ作りだと思っている。 まだ僕にはワークショップに参加するべきかどうか分からない。

大事な事はそれぞれ「自律した市民」として立ち向かう事である。
市民団体の誰かに命令されて動くのでは、何もならない。
自分が正しいと思った事を信じて主張する事こそが重要である。
企業が、市民の側に立っているのかどうなのかをハッキリさせるためににアンケートをして結果を公開する。

 同様に市会議員に対しての質問とその答えも次の選挙での判断材料になる。

そんな活動が出来るなと思った時、迷いが消えた。
カンパ口座を作り歩き出すことにした。

カンパ口座を作る時に使える書類をアップしておこう。
代案が無い反対はただの文句でしかない。だから、論理的な根拠を持った提案をしなければならない。
3日間寝ないで(少し寝たが...)問題点と代案を書き出した。

「100年しばた宣言」である。
2013/8/5松井さんに講演会の後で「100年とよさか」「100年にいがた」を作ろう言われて嬉しかった。

僕の子ども、孫たちが「100年ちきゅう」をつくれるかなとちょっと思った。


例年になく寒い夏、曇天のした百日紅が花をつけている。母の大好きな花である。
百日紅は枝だけで長い冬を越える。
一つの根からそれぞれの方向に枝葉を伸ばして花をつける。
種は土地におりて、根をつける。

私たちは様々な土地に生まれ、様々な土地で育つ。そして何処かの土地で生きて行く生きる。
それぞれの土地で、その地を愛する自律した市民となれると信じている。



僕は「正しさ、正義」というものは相対的なもので人の数だけある思う。
原発の稼働だって、それで生活している人にとっては正しいことだし、事故が起こった瞬間に正しいことでなくなる。
市民は、生活者として「洪水よ来たれわが後に….」と思い、生きている。
議論したって、自分の生活は守らなければならないから抵抗するのは当たり前だ。

こんなフリーペーパーも一つの正義だから、僕は否定はしない。社員もいるだろうから経営は大変である。
しかし、僕の正義とは相容れない
しばたオレンジプレス 2013/7/25 P1 P2 P3 P4


この「正しさの遠近法」は難しいもので、家族の中でも起こる。
娘の正義と僕の正義が両立しないことも多々あるのだ。

どうやって解決すればいいのだろうか。
人は自分の皮膚の内側から抜け出す事は出来ないのだろうか。

僕の大好きなカートボネガットさんは、拡張家族と言う概念をその著作の中で打ち出している。

それぞれの個人が家族の様な暖かさで互いを見つめあえたら戦争など無くなるだろうという事だ。
この考え方は、「応報的司法」「修復的司法」の対立でもあり、グローバズム対反グローバリズムの戦いでもある。

僕は、「自律した市民」こそが地域活性化の鍵であると知っている。

2013/8/6 
【基礎資料 ダウンロード】
百年しばたでつくった書類
百年しばた宣言
 このプロジェクトが記載されています。
百年しばた ダイジェスト板
 百年しばた宣言が長いので2ページにまとめました。
パブリックコメント
 2013/7/15に聞いて、7/19に提出しました。返事はまだ来ていません。
アンケートについて
アンケート
新発田市内の企業団体 400社にお聞きします。
アンケート結果ページでは、お願いした企業のお名前と依頼した日付、回答の日付、内容を公開させて頂きます。
私たち市民にとって地元企業は宝です。
新発田の外で、新発田の企業の名前を見た時は嬉しいものです。
「100年しばた」は地元で頑張る企業と共に生きます。
僕は小さい頃の新発田を良く思い出します。歩いて通える所に会社が有って、近所の人は皆知り合い。 豆腐屋さん、八百屋さん、肉屋さんがあり、お婆ちゃんが野菜を売りにくる。
地産地消には元気な地元企業が必要なのです。
僕はもっと、新発田で生きる人の事が知りたい。

またこのアンケートは、大手企業だけでなく、新発田地区選出の国会議員、県会議員、「ライオンズクラブ、ロータリークラブ、JC、商工会議所などの組織」 教育機関、宗教関係、商店、飲食店、製造業、農業漁協系、美容院・床屋、弁護士、会計士、設計士 などにお聞きします。
新発田市の企画案などの書類
新発田市中心市街地活性化基本計画
新発田駅前複合施設整備基本計画
 市から出された企画案です。市のwebで見つからないのでスキャンしました。
2013/6/3に実施された全員協議会の議事録
 この中で、市長は選挙公約と矛盾は無いと言っています。
商工会議所の作っている中央商店街のホームページ
 中央商店街の活性化に対しての市の取り組み。

先の選挙での市長の公約が書かれているチラシ
 :橋上化は中止!もし38億円あったら教育・福祉・成長戦略に使うべし
 :.....市職員の総人件費は10%削減.....

市長は、駅前開発は 「にぎやか創出」の為の支出だから公約に反していないと強弁しています。(2013/6/3 全員協議会 P14)
人が集まっても現在の様な市の施策 (人の流れは作るが、そこから先は商店の自助努力で大手スーパーと戦いなさい) では中央商店街での買い物客は増えないと考えています。公約を破る事が問題なのではなく、効果の認められない(害のある)投資こそが問題なのです。

詳細な根拠と代案は「百年しばた 宣言」を御覧下さい。その中では、商店を守る意味、方法(戦わないで住み分ける)に関して論じています。
【百家争鳴】
百家争鳴とは互いの主張を認めあう事です。
市民運動の一番大事な側面です。
それぞれに違った人生を生きている僕らの意見は、決して一つにまとまる必要はない事なのです。
多くの人が、多くの立場から意見を出して行けば良いのです
市民運動は分裂を繰り返します。
熱心であればあるほど、互いの違いが許せなくなります。
また、自分たちの活動が広がっていかない時もあるでしょう。
そんな時、狭い会議室で互いに責め合う事になるのです。
しかし、考えてみましょう。誰が一番徳をするのか?
無理に一つになる事はないのです。
それぞれに、互いの違った立場から主張すればいいのです。
人は皆違った道を通り、異なった知識を持ち、今生きています。企業を訪問するのが得意な人、男性に受けの良い人、論理的な主張が性に合っている人、情を伝えるのが得意な人皆それぞれで良いのです。

「どこで生まれたかも、どこで生きて来たかも関係なく、今、生きているこの土地を愛している」
ここからスタートしましょう。
【市民の為の学校、市民のためのジャーナリズム】
3.11が僕らに教えてくれたもの
スポンサーのある「新聞やテレビ」、「大学の先生」が政府(権力)の利益になる発表を繰り返した事です。
放射能の汚染を過小評価して、「ただちに健康に影響は無い」と繰り返しました。
私たち市民は自分の身を守るために、知識と言葉をもたねばならないことを知りました。
子宮頸癌ワクチンの事
行政は子宮頸癌ワクチンの接種をもの凄い勢いで進めていた。
僕はその当時から、おかしいと感じて家族には受けさせなかった。
受けさせない事がまるで犯罪の様にいわれた。

そしてその後ワクチンを接種した多くの人が後遺症に悩まされる様になる。
今では危険である事がはっきりと行政にも認識されている。
全国子宮頸癌ワクチン被害者連絡会:今でも多くの人が苦しんでいる。

行政の担当者には責任が無い。これは当たり前なのだ。
多くの事務を行政は行う。そのうちの一つなのだ。
ただの事務員に、『子宮頸癌ワクチンが副作用がある』などと言えはしない。

これは「グローバリズム」の一つの形なのだ。
◯製薬会社は自分が使う事のない「薬」作る。
◯自分の住んでいない遠い所でそれを売る。
◯副作用で何が起ころうと製薬会社は責任は取らない。(国が認可している)
◯接種するお医者さんは、学校で見た事もない子どもに接種する。
◯(いつも見ている患者さんではない。)
農業だけでなく、知識においても 地産地消、「自律した市民」こそが私たちを守るのだ。

子宮頸癌について書いた僕のブログ
今見るととても参考になる動画が見れなくなっている。市民の敵は多い。
何が必要か?
様々な意見を知り、自分で考える場所が必要なのだ。
そして得た知識を市民の間で話し合うコミュニティが必要なのだ。

それは、図書館の提供する大事な機能になる。
そんな大事な図書館を、新発田は補助金のために熟考無く、駅前に移そうとしている。
残念な事であるが、皆市民の無関心が生んだ物である。
もし、複合施設が建ったら、それは市民の無関心がどんな結果を生むかの大切なモニュメントになる。
大事にして、次の選挙をまとうではないか!!!
市民を向いていない大学
大学もまた同じである。
大学(私立、公立を問わず)は、文部省(政府)の補助金で成り立っている。
大学の先生は、政府(スポンサー)の意向に従う他ない。
資金の問題から医学部では製薬会社の意向を無視した研究は出来ない。
様々な調査などでは企業や行政の意向に背いた結論は出せないのです。
今や、大学では学問の自由は存在するのが難しい。
高木仁三郎先生は「高木学校」を作り、自律的に学ぶ事の重要性を説きました。
「百年しばた」は市民のための学校を夢見ます。
「百年学校」です!!
先生は皆さん自身です。そこは、自分自身が学び人と語り合う場になるのです。
どんな先生もいりません、自分で感じた事を伝えあいましょう。

皆さんの言葉を伝えて下さい。それは未来を生み出す言葉なのです。
いつ出来るか分からないけど、私たちの考える理想の「図書館」をそんな場にしましょう!
市民の為のジャーナリズム、入れ物としてのメディア
新聞、テレビは単に入れ物でしかない。
中に何が入っているかが問題なのだ。
私たちはジャーナリズム(権力に批判的な報道)が入っていると思いがちです。
しかしながら現在のメディアは多くの問題点を抱えている。
記者クラブ、クロスオーナーシップ、などの問題は繰り返し議論されています。
権力のプロパガンダを行うフリーペーパーも有ります。

先日「財界にいがた」という月刊誌を出している会社に行った。
胡散臭いイメージのある雑誌だった。 きっと皆さんもそうだろう。
僕はビクビクしながら記者の人に会った。
記者の人と話して、この雑誌が「噂の真相」と同じジャーナリズムだと知った。
慌てて本屋さんで買ったら実にすごい。
広告が地元の小さな企業なのだ。
スポンサーに圧力をかけられて筆を曲げる事はないと分かる。
僕らは、おおきなスポンサーがついている雑誌が立派だと考えがちだ。
しかしながらそれは違う、購読者を大事に思う雑誌はタブーを持たない。
購読者が買ってくれるお金で経営を行うのは難しい。
そんな困難に挑戦している会社なのだ。

僕は早速定期購読を申し込んだ。

「百年しばた」は市民のためのメディア、そしてジャーナリズムを目指します。
【上手な会議の3要素】
会議で結論に達しないとき、良い解決方法がない時、みんながいがみ合うとき、こんな方法を取る事をおすすめします。

1)相手の意見に否定的な言葉を言わない
反対したい意見(自分の立場から見て問題点が有る)が出た時、頭ごなしに反対しないのです。
異なった人間ですから違った視点から言葉は出ています。違っている事を否定するのではなく、自分の中に取り込みます。
自分が感じている問題点をクリアするためにはどうすれば良いか付け加えて行くのです。

人というのは弱い物です。一回自分に否定的な事を言われると、相手に悪感情を持ちます。 そうすると、全く黙り込んだり、
2)その心はと問いかける。
何か問題点(心)が有って、その解決策として具体的な意見になります。
自分が、その意見に反対と感じた時は、問題点(心)を聞くのです。
大事な事は議論してどちらが正しいか決めるのではなく、心を共感させて、問題意識を共有する事です。
3)共通の認識からスタートする。
会議は平行線と呼ばれる状態になる事があります。
互いに譲れない所で合意が出来ないのです。
そしてどちらが正しいかと言う不毛な議論になり、運動は分裂します。

そんな時は、一番底にある共通のスタート時点まで戻ります。
そして自分たちが同じ目的の為に集まっているという事を再認識します。
そして、互いに同じ目的にいるのだという事を確認しましょう。

合意が出来ない事が分ったら、「分科会」という形で多くの可能性に挑戦する事で運動は広がりを持ちます。
僕は分裂は決して悪い事ではないと考えます。
ただ、いがみ合う事は決して良いことではありません。
この3つのコツは「バズセッション」といわれる会議の考え方です。
僕の本職はプログラムの作成です。プログラムの製造過程では多くの異なった意見のスタッフが会議に出ます。
現実の仕事の中で毎日問題を抱えている人たちです。
少しでも自分の仕事を楽にしようと議論します。
数百の会議を経験して来ました。
多くの本やディベートの方法を学びました。会議の場で相手を言い負かしても何もならないことを知っています。
本当に意味のある会議にするには重要です。
日本的会議とならないために
日本的会議(恐ろしい言葉です)という物があって、結論が決まっていてそれを伝えるだけの物です。
その会議では、スケープゴートが役割を押し付けられます。
その会議では、出席者の順位の確認がなされます。
その会議では、上司の理想ばかりがいわれて実際の現場の効率化は計られません。

その会議では、自分の意見は言えません。
皆さん、覚えが有るでしょう。
排除型会議にならない様に
大事な事は、排除型の会議にならない事です。
会議というのは、より良い考え方を作り出す為のものです。
互いの意見が違う事は当たり前の事です。
その意見の違いを包括する意志を見つけるのです。
異なった意見は、(分科会と言うかたちで)戦術的に展開すれば良いのです。

それぞれに、異なった人生を生きる場をより良い物にしたい。
その為に、市民が共通の意志を持つ事が必要なのです。
「自律した市民」となる事、それこそが市民活動の目的なのです。
【 お知らせ 】
2013年8月5日(月曜)午後1:30〜
ボランティアセンター研修室1 新発田市本町4-16-83 (tel:0254-23-1000)
松井良枝さんの講演会が開かれます。
松井良枝さんは豊栄図書館に市民の立場から参加、行政と一緒になって取り組んだ方です。
豊かな体験を語って頂きます。

主催:図書館を考える会
詳しい事はこちら
【 「100年しばた」規約 】
前文
私は、2012年夏「新潟原発県民投票」の署名活動で多くの人たちと出会いました。
そして、署名が集まり、議会で否決された事を忘れることはできません。
しかしながら問題は、私たちの社会には「住民自治」が根付いていない事なのです。

市民の中で社会の問題を議論するコミュニティが必要だということを知ったのです。

より大きな市民のつながりが見つかるように活動することを新しいスタート地点としたいと思います。
目的
三つの柱から活動は成り立ちます。

一つ目の柱
「百年しばた」は「しばた」における市民の政治への参加、自治意識をもった市民の集まりを広げる事を目的とします。
将来的にはオンブズマン的な組織が地域に根ずく事を目的とします。

二つ目の柱
問題意識を持った市民の活動を支援します。
「つなぐ むすぶ」というポータルサイトをつくります。
孤独の中に活動を続ける市民活動の団体を「つなぎ」+「むすび」ます。
お客さんと地元の商店や農業生産者を「つなぎ」+「むすび」ます。
地産地消の立場からグローバリズムを研究して成果を活動に「つなぎ」+「むすび」ます。

三つ目の柱
市民の学校、メディアとしての機能です。
市民の為に学び、成果を発表していきます。
スポンサーをもたないで、自律した市民のために情報を流します。
権力に批判的なジャーナリズムを目指します。

そして私たちにとって図書館は学校です。
図書館は僕らを守り、僕らは図書館を守ります。
代表、設立、会員、意思決定
初代代表は齋藤真也がつとめます。経歴[1][2][3]
「100年しばた」は2013年8月1日に発足しました。
代表は3年に一回の会員の選挙で選ばれます。
随時、会員の2/3の動議をもって代表選挙を開催する発議を行えます。
随時、会員は討議の上「百年しばた」の方針を決定します。
会員になるには、会員の推薦が必要です。
会員は新発田市民でなくてもなれます。
特に必要な資格はありません。
代表と会員の2/3の賛成を持って除名の決議を行えます。
会員は憲法を守らねばなりません。
会員、協賛者、その家族、志を同じくする市民は総会に出席することができます。
総会では参加者の交流を図り、飲食を共にします。
総会は、最低年一回行われます。
総会は、会員の起案により随時開催されます。
監査、カンパの目的
会の決算は、年一回の監査を受けて、監査の結果は公表いたします

「百年しばた」へのカンパは以下の具体的な用途に使われます。

◯上記目標の達成のための活動、
◯資料やポスター、出版物などの作成、印刷、販売
◯講演会、交流会などの開催の経費
◯講習会、などへの参加の経費
◯企業訪問などにかかる経費
◯常勤者、アルバイトなどの人件費の支払
◯その他活動に必要と思われる出費

【カンパのお願い】
規約を読んで、ご理解の上カンパお願いします。

ゆうちょ銀行  店名:一二八(読み イチニイハチ) 店番:128
普通預金 2788715 百年しばた ( ヒャクネンシバタ )
【このサイトについて】このサイトの意図がハッキリしていないと言われましたので書きました。 2013/8/13
市は「にぎわい創出」の為に、 22億5千万円をかけて、駅前に総合施設を作る計画をたてました。
私は駅前の商店を一件一件回り、お話をお聞きしました。 町内会長、副会長以外のどの商店も売上のアップにつながるとは思っていません。
それもそのはずで、『町中を歩いて、商店に売っている物を買う』という購買行動は30年前に終わっています。
消費者はチラシやネットで値段を調べて大手スーパーや量販店で買っています。 通行量は増えるかもしれませんが、売上は上がりません。
市は大手スーパーと戦えと言っています。私は大手スーパーと商店は住み分ける他ないと考えています。
総合施設には以下の様な施設が入ります。
◯駅前の為に駐車場が有料で、市民のニーズも盛り込まないで、数ヶ月で設計を入札で決めた「図書館」
(注.豊栄図書館は3年かけてコンペで世界的に有名な「安藤忠雄さん」に依頼しています。建物自身が観光資源になっています。) ◯お爺さんが囲碁や将棋を出来る場所
◯おかあさんが子どもに母乳を与えられる場所
◯料理の作り方を教えられる場所
商工会議所もはいる予定でしたが、取りやめられています。一説では運用責任を問われるのが嫌で逃げたと言われています。

毎月数百万円の経費は市の財政を圧迫します。
ほとんどの市会議員は「総合施設」の建設に賛成しています。
確かに、駅前の問題であり、多くの市会議員には関係ない事かもしれません。
しかしながら、この使われそうにない施設に対しての毎月の経費は否応なく発生します。そして新発田全体の問題になります。
しかしながら、議会では一切議論されていません。

毎月幾らかかるかは公表されていません。議会でも検討されていません。 単純に考えても、以下の3項目が新たな経費の増になります。
1)5年10年15年...と径年度変化での補修費、35年なりの時点での取り壊しの経費」総額を月数で案分します。
2)新しい施設のスタッフの人件費、光熱費などの維持費、運用の経費
3)移設される図書館の経費(現在の予算と相殺される部分はあります)、図書の引っ越しの経費なども馬鹿ないならないだろう。
図書館の経費は「DVDレンタルなどの業者」に委託する事で減額を計る計画です。サービスの低下を招く所が一番の問題です。 建設予定地は県外の企業が出店する予定だった所です。商業地として有望なものです。今後「新発田」がまた元気になった時にこのような施設が建っていたら機会を逃します。 これも未来に対しての大きな損失です。
また、駅東には「コミュニティセンター」が作られます。こちらはニーズが良く分かりませんが、駅の橋上化が葬られた事に対しての代案であるという事をフィールドワークで耳に挟みました。
建設に対しての投資が悪いとは考えていません。
刻々と変化する状況の中、政治家が公約を破る事は悪い事ではありません。
先の選挙での市長の公約が書かれているチラシ
:橋上化は中止!もし38億円あったら教育・福祉・成長戦略に使うべし :.....市職員の総人件費は10%削減.....

問題なのは、『将来的なビジョンの欠如』『的確な現状の分析』『市民のニーズが不在』『特定利権者への利益誘導』の投資です。
そして、一番悪いのは、このような政治を許している市民自身なのです。
果たして適切な開発か?
開発の告知が不十分、市民の議論がない。
私は、企業や商店を一件一件回りながら、本当に市民は求めているのかという事を聞いています。 その企業アンケート(フィールドワーク)結果、市民が知らない間に進められていると言われてもしょうがありません。 市街地の商店をサポートするという名目でありながら、商店街の店主はほとんど効果がないと言っています。また、この開発自身を知らない商店の方もいました。確かに町内会長と副会長は賛成しています。
私企業の土地を買ってまで行うべき投資でのでしょうか?
駅の橋上化を行ってもらいたい。
先の選挙で葬られた市民のニーズ
先の市長選で「駅の橋上化」は争点になり葬むりされました。
いま、実効性のない(大多数の商店の店主達によれば)「にぎわい創出」という名目で22億5千万円の投資がなされようとしています。
多くの人は『駅の橋上化』はもう出来ないと言います。

私は、では「永遠に出来ないのか?」「50年後には出来るのか?」と問うてみると、この「駅の橋上化問題」が、決して解決出来ないものではないと思います。
駅の橋上化でがもたらすメリットは非常に大きいものです。板山踏切を通る必要がなくなり、商業高校の生徒や駅利用者には大変良いことです。

市民としての「自分」を変える勇気を!

注.22億5千万円というのはおおよその金額です。補助金を含んでいます。補助金を含んだ金額表示は、先の選挙の例に習いました。 市長は選挙で駅の橋上化は38億円かかると言って、否定しましたが、実際には7億円程度で駅の橋上化は出来たそうです。
【松井良枝さんの講演会 豊栄図書館づくりに参加して】 主催:図書館を考える会 2013/8/5
松井良枝さんは、エネルギッシュで素晴らしい方です。
豊栄で(現:新潟市北区)図書館がつくられる時に市民の立場から参加して設計に関わりました。

講演の中で『図書館をつくる』のではなく『図書館をはじめる』のだというある作家の言葉を引いています。
図書館は建物ではなく、機能なのだという事が分ります。
図書館を考えるために市民が自主的に会報を出して(執筆者は市民)考えて行ったという逸話は素晴らしい。
それは、市民の学校にとっての一級資料になるだろうと思う。

「安藤忠雄先生」との関係に関してのお話も面白かった。
市の職員は、恐れ多い先生という感じで接していたけど、女性の委員(3人)はずけずけと言いたい事を言ったというくだり、最高だなあ。 そして安藤忠雄先生も、その言葉にキチンと反応してもらえたそうです。
良い話じゃありませんか。

そのおかげで、豊栄図書館は、スタイリッシュでありながら使い勝手が良いのですねえ。
僕は、このスタイリッシュという事は大事だと思う。日常の中では感じることのできない空間は特別な物を与えてくれるのです。
豊栄図書館の中に一歩はいると、そこは特別な所だと感じられます。
設計の中に「当初エレベータが無かった」、「丸い外周に沿って本棚をつくると区切りが分からない」、「本棚の高さを皆30cmになっていた。」 こういう指摘に安藤忠雄先生は的確に解決を与えてくれたそうです。
素晴らしい。
講演の後で話したのだけど、地産地消の事に付いても大変面白かったです。
僕は一気にファンになってしまった!!!
講演のはじめに「自分の中ではまだ終わっていない」という言葉があった。
だから松井さんは市民活動を続けている。
豊栄は、「図書館という建物」を作っただけなく、「こんな素晴らしい人」も生んだんだ。

新発田市ボランティセンター 研修室1 2013/8/5 13:30〜 で行われました。



新発田では、駅前に総合施設を新設して図書館を入れます。
補助金を受け取るために図書館が総合施設に必要だからです。

箱物をつくるために図書館を利用するとは、悲しいけど、それが新発田なのです。
そして、新設された図書館に備わるべき機能は全く考えられていません。


しかしながら、僕はこう言う企画を作る行政を責める気にはならないのです。
こんな風に図書館がつくられるのもみな市民が余りに無関心だったからです。

全て市民の無関心に責任があります。



豊栄図書館に行ってみよう。
とても素晴らしい図書館体験が出来ます。
そこでは、受け継いで来た「知」と触れることができます。
そこでは、日々の喧噪から自由になることができます。
そこでは、遠い何処かで苦しんでいる人に涙します。
そこでは、まだ見ぬ自分とあう事が出来ます。
そこでは、........ああ、書ききれない。

これから建てられる総合施設がどんな物になるか分らないけど、新発田が恥ずかしくなる様な図書館は嫌だなあ。

一番豊栄の図書館に行って貰いたいのはやっぱ、「市長」と「市会議員」だなあ。
市長も、賛成している市会議員も皆同じ市民なんだし、しばたを愛しているのだから。

「百年しばた」が考えている図書館に関しては「百年しばた宣言」を御覧下さい。


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